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Thursday, August 13, 2009

live at at-hall / oita 大分 


 んでまずはそのうちの一台に二人が就いて「HEDGEHOG WOMAN AREMAN」の演奏がスタート。テーブル上の音源、エフェクターを少しずついじり、音が少しずつ重なる、織り成す。赤峰は時折ギターを持ち、フレットに弓状のものをぶつける。佐藤はカオシレーターに向かう。静かでキレイなアンビエントノイズ、シルクロード、チベットの声明なんかに思いを起こす。



 続いては今や福岡のノイズ/インプロヴァイズシーンの重要人物となったと言っても過言はないShayne Bowden。一台のテーブルが退場して、別のテーブルがステージ中央へ。これまたエフェクター、スイッチボックスなどがいっぱい。ギターアンプとベースアンプを直結してのブルータルノイズ大会。新幹線のように突っ走る、カミナリ、地震のような爆音で、思わず耳をふさぐ人も。



 一転、山内桂はサックス一本でステージへ足を運ぶ。サックスを口につける、ステージ奥に祝子川の美しい水、川の様子などが映し出される。溶け込む彼の姿。
 即興、祝子などの演奏がシームレスに続く。聴こえる息の音、キィを叩く指の音、循環するフレーズ、速く、短く、幾度も繰り返される。いつもと違うようで同じ、同じようで違う。



 そしてテーブル3台目。ステージ前にセッティングされる。今度はPCもあり。カオスパッドにテノリオン。ステージ縁に座るセバスチャンこと「un escargot vide?」。流れ出る雑踏の音、遠くから聴こえる子供たちのはしゃぐ声、これは日本の子供かな。どこか不穏なものを孕んだエレクトロニカ、ノれそうでノれずスカす感じ。いろんな方向、角度、距離に飛び散る音、時折おもちゃの爆発といった感が起こる。また子供の声、今度はフランスのっぽい。



 ラストはROOM40を主催するLawrence English。最後に残ったラックの上にはPCとミキサーとハルモニウム。電子機器と年代モノの伝統楽器。西洋と東洋。
 スピーカーからチリチリとした静かなノイズが流れ出す。少しずつ空間を埋めていく音。片手で空気送り板を動かし、キーを押さえハルモニウムから持続音が出される。それをPCに直送し、音が増幅される。キモチ良いドローンが会場中いっぱいになる。どこかへ連れて行ってくれそう。さらにマイクを使い、声もコンテクストの一環に帰されていく。
 変わっていく景色。最後は低音が少しずつ増幅されて、ホールを隅々まで埋め尽くすような重低音。それもまた気持ちいい快楽。

 人のやっていること、機械から出されるもの。
 実際に生身で働きかけることにより何かが変わってくる。
 それらが混ざり合い、溶け合う。境界線が消える。

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